医理化部会のスギヤマゲン様から「0.5M EDTA」が発売されます。
「0.5M EDTA」は、セリン型カルバペネマーゼとメタロ型カルバペネマーゼの確認試験に使用されます。
カルバペネマーゼは、Ambler分類のクラスBに属するMBLと、クラスAまたはDに属するセリン型カルバペネマーゼに分類され、これらの分類は疫学上重要であり、感染制御の面からも必要な検査となります。
MBLは亜鉛を活性中心に含むため、亜鉛のキレート剤であるEDTA、メルカプト酢酸、ジコピリン酸(DPA)などによる阻害反応を用いることで、MBLであることを確認試験として証明することが可能です。
通常のmCIMに加えてMBL阻害剤を添加して実施することで、阻止円径の変化からMBLの存在を検知する確認試験です。
CLSIでは通常のmCIMに加えて0.5M EDTA 20μLを添加する方法がEDTA CIM(eCIM)として推奨されています。
4月中旬頃に販売開始予定です。(サンプルは販売開始後の対応)
詳しい情報は、スギヤマゲン様の公式HPをご確認下さい。

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